橋本研究室 デモ制作コンテスト(デモコン)

Last updated: Sep. 10, 2018.

 

橋本研デモコンについて

橋本 学

デモ制作コンテスト(通称:デモコン)は,橋本研プレゼミ・自主ゼミのメインイベントです!

他人から教えてもらうことに慣れた学生にとっては,自分自身で計画し,実行し,結果を出すのは未知の経験です. しかし,実はこの主体性こそが社会に出てから必須となる基本的な能力なのです. 橋本研では,主体性を培う目的で,2年生ゼミの総仕上げとして橋本研デモコンを開催しています. 一人一つずつ自分でテーマを決め,秋ゼミで勉強した画像処理やプログラミングの技術を駆使して,デモシステムを開発します. テーマは,画像認識,コンピュータグラフィクス,ロボット制御,3次元センサ,電子回路など,橋本研で扱っているすべての分野から自由に設定します. 橋本研デモコンの方針は,たった2つです.

(1) 自らが主体的に取り組む.
(2) とにかく動くデモを完成させる.

まず最初に,自分自身でデモの仕様を自由に企画し,開発スケジュールを立てます. 必要な設備や部品は研究室から提供しますが,その他のことはすべて自分自身でおこないます. 学生から尋ねられない限り,教員もアドバイスしません.


企業における実際の研究・開発の現場では,スケジュール通りにすすまないことは日常茶飯事であり,問題に直面したときに,自分なりにどのように解決し,工夫していくかが問われます. 理系学部の学生が卒業研究や修士研究に取り組むのも,まさにその力を養成するためであると考えます.この橋本研デモコンは,そのリハーサルとしてきわめて有効です. 学生たちは,わからないことをネットや書籍で調べたり,似たテーマを選んだ友達と相談したり,主体的に取り組みます. なかには電子回路をショートさせて壊してしまった学生もいましたが,そんなことはまったく問題ではありません.むしろ,そのような失敗体験が経験として残り,将来,社会に出たときの強みになるのです.

結果として,誰一人として挫折することなく,毎年全員が最後までやり遂げます. 当然,学生たちは大きな成長達成感を実感できます.デモ制作を目標にしているので,これはホンモノの研究ではありませんが,ここで培った技術や根性,挑戦心,それに研究を楽しむ姿勢があれば,卒業研究も余裕でクリアできるでしょう.

橋本研デモコンの成果  ~ Demo or Die ~

各項目をクリックしてみてください.先輩たちのすばらしい成果を見ることができます.

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