視線検出による関心度測定(武井)
デモの目標
人間が対象に対してどれだけ強い関心を抱いているのか,その深層の心理状態を測るシステムの開発を目指した.ディスレイの左右に表示された画像に対してディスプレイ上のカメラからユーザーの視線を検出し,関心度を測定して,グラフ表示させる.
デモの内容
ディスプレイ上部には2つのWEBカメラが設置されている.画面には左右に異なる写真が表示され,被験者がどちらの写真を見ているかを判定し,見ている写真の方に「関心がある(関心度が高い)」と判断する.なお,画面中央部に表示されている小さな画像がカメラで撮影した被験者の顔画像(上が左カメラ,下が右カメラ).
左右の表示画像のうち,被験者が見ていると推定された画像が赤枠で囲われている.
また,左右の画像に対する関心度を各表示画像の下にグラフ表示した.
グラフでは,横軸は時間,縦軸が関心度なので,連続注視時間の長さや関心度の時間的な変化を測定していることになると考えられる.
プログラムの流れは以下のようになる.
1.カメラ画像取得
2.顔検出
3.目検出
4.目頭,目尻,黒目中心検出
5.視線推定
6.画像,グラフ表示
デモ動画
感想
計画通りにいかないことが多々あり,よい計画を立てることと,それを着実にこなしていくことの両方が大切だということを学びました.
苦労もしたが,完成したときには大きな達成感もあり,この経験を今後に活かしていきたいと思います.
苦労もしたが,完成したときには大きな達成感もあり,この経験を今後に活かしていきたいと思います.