機能認識⑤ 機能認識を用いた一般物体認識

 コップに備わる”液体を蓄える”という機能に代表されるような,日用品に備わる機能を認識することで日用品のクラスを識別する手法を提案しました.日用品には,クラスごとに共通した目的(例:飲み物を入れて運ぶ)が存在し,これを達成するための機能(例:液体を蓄える,つかまれる)が存在する.このことに着目し,提案手法では,1 物体中に存在するこのような形状に作り込まれた機能の含有率分布を提案特徴量(機能属性特徴量)として定め,日用品のクラスを分類します.

 
1.Masaki Iizuka, Shuichi Akizuki, Manabu Hashimoto, Affordance-based 3D Feature for Generic Object Recognition, Proceedings of 13th International Conference on Quality Control by Artificial Vision (QCAV), Vol.10338, 103380W-1-6, DOI: 10.1117/12.2266917, 2017/5/15.
 
2.飯塚正樹, 秋月秀一, 橋本学, アフォーダンスに着目した生活支援ロボットのための一般物体認識手法, ビジョン技術の実利用ワークショップ (ViEW2016), OS1-H2(IS1-4), pp.27-31, 2016.
 

Copyright(C)2010 – Hashimoto Lab., All rights reserved