[Japanese/English] |
Lecturesロボット工学 Robotics授業概要
アニメ映画や小説に登場したロボットやサイボーグは,一部は既に実現し,人間がロボットと共生する未来社会はすぐそこまで来ている.
本講義では,ロボット技術を初めて学ぶ者を対象に,ロボット工学に関する全般的な内容と主要技術をわかりやすく解説する. 授業目標本講義は,これから初めてロボット技術に関わっていく者にとって重要なエッセンスを学ぶための概論的講座であるから,ロボット工学の全般的な知識を習得することを第一の目標とする.同時に,要素技術としては,ロボット技術者として避けては通れない逆運動学の問題や,センサ技術,制御技術との関連を扱い,これらの基本問題が着実に解けるレベルになることを目標としている. 授業方法スライドや板書,配付資料を用いる.理解を深めるために,要所要所では簡単な演習なども取り入れる. さらに,ロボットセンシングの単元ではPCを使ったプログラミング演習もおこなう. 質問への対応授業時間内,およびオフィスアワー(メイルでの事前連絡が望ましい) 授業計画
1.イントロダクション:ロボット工学とは 教科書・参考書
教科書:ロボット工学,早川恭弘ほか,コロナ社(類似の書籍に変更することがあるが,その場合は初回講義時に通知する.) 成績評価方法・基準小レポート等を含む授業への参画状況(約20%),課題レポートや演習レポート(約30%),および定期試験(約50%)を総合的に評価する.なお,本講義では,特に積極的に授業に参画した者に対してはドラスティックに加点評価を行っている. 履修者へのコメントロボット工学は,センサ工学とならんでロボットの設計や製作に関する実習系授業やゼミ授業を円滑に行うための事前準備としてきわめて 重要な技術ですので,ロボット技術,メカトロニクス技術などの機械情報分野を志す学生は,特にしっかりとした目的意識を持って受講してください. 一部の単元では,三角関数などの高校生レベルの数学や,ごく簡単なC言語プログラミングの知識を必要とします.これらについては授業中にも復習の時間を設け ていますが,各自でも復習しておいてください.なお,PC演習ではノートPCが必要です(持っていなくても受講できます). ▲Topへ |